二十歳の自分へ


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二十歳の自分へ

あなたは今、体調不良の原因が
仕事のせいと思ってる。
配置換えを希望するために
診断書を求めて医者を訪ねていたよね。

でも、どの病院に行っても
「そんな病気は存在しない。」と
先生に笑われ、そばにいる看護師にも笑われ、
それでも自分のなかの違和感を解決できずに
必死に訴えている。

ストレスが原因なんです、診断書が欲しいんです、と。

誰にもわかってもらえなくて
辛い日々を過ごしたよね。

でもね
安心していいよ。


その病気はその後
ちゃんとストレスから来ると認められて
病名がついたから。


「過敏性大腸症候群」


私はあの頃ひどい便秘と下痢を繰り返す
その症状を診断してもらいたくて
胃腸科を受診しました。

胃腸がそんなだから、肌もぼろぼろで
吹き出物がたくさんできて
本当に辛かった。


でも、今ほどそれは知られてなくて
胃腸科の先生は、苦笑いして
「存在しない病名は書けないよ。」
と言いました。


ストレスなんかで病気にはならない
とでも言ってるかのようでした。


誰にもわかってもらえず
体調も悪いまま。出口の見えないトンネルに
いるようでした。


でも、結局私は仕事を辞めました。
すると体調は戻り、荒れた肌も
少しずつ治っていきました。

でも、ひどい吹き出物のあとは
よく見ると今でもわかります。


ストレスと、一言で括れませんが
心に負担を感じるのなら
思いきって外の世界に飛び出すことも
大切かもしれません。

自分の体を悪くしてまで
しがみつかなくていいよね。


どこかの誰かに
届いたらいいなぁ。


今日もお読みいただきありがとうございます。