二十歳の自分へ


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二十歳の自分へ

あなたは今、体調不良の原因が
仕事のせいと思ってる。
配置換えを希望するために
診断書を求めて医者を訪ねていたよね。

でも、どの病院に行っても
「そんな病気は存在しない。」と
先生に笑われ、そばにいる看護師にも笑われ、
それでも自分のなかの違和感を解決できずに
必死に訴えている。

ストレスが原因なんです、診断書が欲しいんです、と。

誰にもわかってもらえなくて
辛い日々を過ごしたよね。

でもね
安心していいよ。


その病気はその後
ちゃんとストレスから来ると認められて
病名がついたから。


「過敏性大腸症候群」


私はあの頃ひどい便秘と下痢を繰り返す
その症状を診断してもらいたくて
胃腸科を受診しました。

胃腸がそんなだから、肌もぼろぼろで
吹き出物がたくさんできて
本当に辛かった。


でも、今ほどそれは知られてなくて
胃腸科の先生は、苦笑いして
「存在しない病名は書けないよ。」
と言いました。


ストレスなんかで病気にはならない
とでも言ってるかのようでした。


誰にもわかってもらえず
体調も悪いまま。出口の見えないトンネルに
いるようでした。


でも、結局私は仕事を辞めました。
すると体調は戻り、荒れた肌も
少しずつ治っていきました。

でも、ひどい吹き出物のあとは
よく見ると今でもわかります。


ストレスと、一言で括れませんが
心に負担を感じるのなら
思いきって外の世界に飛び出すことも
大切かもしれません。

自分の体を悪くしてまで
しがみつかなくていいよね。


どこかの誰かに
届いたらいいなぁ。


今日もお読みいただきありがとうございます。

人に教えるとき

私は今、あるクラスに通っています。
そこにはさまざまな年代の人がいます。


クラスのスキルはそれぞれ。
すこし勉強したことがある人、全くはじめての人。




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先生は、ほとんどはA先生。そして、たまにくるB先生の二人です。

わりと若いA先生は、時々冗談を交えながら
とても分かりやすく教えてくれます。
クラスのみんなもリラックスしていい雰囲気です。

そんなある日B先生がやって来ました。

B先生は自己紹介の時に
「この学校で一番古いのは私です。」
と言いました。どういう意味で言ったのかは
不明ですが、私はなんとなく心の中にざらざらしたものを
感じました。


授業が始まってみると、B先生は
とてもせっかちで、押しが強い。

私はだんだん息苦しくなってきました。

前の席の、全くはじめての人が
たどたどしく実習に取り組んでいると
そばに来てじっと見つめ、その人の手順が
間違っているのを見るやいなや
「そこ違うでしょ?そうじゃないでしょ。」
と、大きな声で指摘します。


彼女もわかってて正しい手順を踏もうとしてるのに
先生がワーワー言うから、慌ててしまってる。
それが後ろの席にいてよくわかってしまうのです。

その日はどっと疲れてしまいました。

翌日からはまたA先生の授業が続いたので
あっという間に一日が過ぎます。学びも深まります。


しばらく楽しい日々が続きましたが、
またB先生の担当の日がやって来てしまいました。


驚いたことに、他のみんなも私と同じような
気持ちを抱いてることがわかりました。
たった一日授業を受けただけで…。


明日はB先生が担当します、とA先生が言ったとき
クラス内が一瞬しーんとしてしまいました。(笑)


前の席の彼女はこちらを振り向いて
苦い顔をしました。
そうだよね…。私も同じ気持ちでした。


そしてその日…。


その日は試験に向けての模擬演習でした。

模擬試験の問題を一つずつ解説しながら
進めて行ってくれるのですが、B先生は
その問題についていちいち文句ばかり言うのです。


この問題は、問題自体が問題だ とか
こんなやり方、今ではやっていない とか
もっといいやり方があるから、あんまり覚えても
仕方ない とか。


私は心底がっかりしました。


B先生はたしかにその世界でのエキスパート
かもしれません。最先端の技術をお持ちなのでしょう。

でも、それは今の私たちには関係ないこと。

私たちはこの問題をきちんと解いて、試験に合格しなければ
ならないのです。今、目の前にあるこの問題を。


例えそれが、今の最先端ではなかったとしても
それを聞いて何になりましょう。
時間の無駄としか思えません。


しかもそんな話をしているから、授業時間がおして
休憩時間に食い込んでばかりいました。


私は、もし次の授業で同じような発言をされたら
意見しようかと思いましたが、幸いそうはならなかった
ので安堵しましたが…。


人に何かを教えることって
じっと待つ姿勢が大切ですよね。

説明したことを
咀嚼し、飲み込めているか。

できた!わかった!
という小さな感動が、次へのステップに
つながるのですから・・・。

A先生は待っていてくれます。
そしてできたときは「そうそう!」とほめてもくれます。
わからない人に、説明するときも
その人にだけ聞こえるような小声で説明してくれます。

リラックスして授業を受けられるって
幸せなことです。きっと学びも深まるでしょう。

B先生の時は、みんな緊張して、余計なところに気持ちが
行っているので、内容がなかなか頭に入ってきません。

こういうことに気が付かない先生は
先生の器ではないな、とさえ思います。


対照的な二人の先生は
いろいろな気づきをくれました。


とりあえずは、この勉強をひたすらがんばります。

また義母ネタです(笑)

久しぶりの投稿なのに、このネタですみません。


昨日の朝、
ガスレンジまわり油を飛び散らせちゃったんだけど、
時間に余裕がなくてそのままにして出かけてしまいました。



夕方帰宅したら、レンジまわりがきれいになっていたので
義母が掃除してくれたのだな、と思いました。



夕飯の支度に取りかかり、鍋を火にかけたところ
ガスの炎が一気に爆発したように
ぼわっと吹き出したのです。



ビックリして火を止め、もう一度火をつけても
同じようにぼわっとなる。



なんでかな?と思い火が出る場所をよーく見ると
火が出てくるところにある直径7㎝くらいの
丸い器具がすこし斜めになっていました。



私は、義母が掃除してくれた時にずれたのだなと
思って、義母を台所に呼んでに言いました。


私 「お義母さん、今日レンジまわり掃除してくれた?」
義母「ああ、あんまり汚かったからね。」
私 「ああそう、ありがとね。でもその時これがずれちゃったみたいよ。」
義母 「ええ?そんなところさわってないけど。」
私 「ああそうなの、でも実際ずれてるから。火がおかしくなってるから、危ないからさ。」
義母「おかしいわねぇ、さわってないのに。」

私は火をつけて見せて、確認してもらいましたが
あくまでも、掃除はしたがさわってないと言い張る。

もう、言っても仕方ないので
これをずらすとこうなるからお互い気を付けましょうと
いうことで納めようとしましたが…。

台所を出ていく義母は

「そんなこと言われるんじゃ、もう掃除もできないね。」
と、捨て台詞。

いや、そこちがうでしょ。
私はカチンと来ましたが黙ってることにしました。


帰宅した夫に話すと…


夫 「その話したとき、じいじ(義父)いたか?」
私 「いなかったよ。お風呂入ってた。」
夫 「そうか。ばあば(義母)が言うより先にじいじに言ったほうがいいな。盛られる前にな。」

夫はさすが、息子だけありよくわかってる。
いや、私がいい加減学習しないといけないのですが💦
そういう話をするときは、必ず第三者(この場合義父)がいる
ところでしないとダメだといわれてたのに。(笑)

義母は事実を曲げて話すのが得意なのです。
自分は悪くないと思っているので
話がいつのまにかそういうふうになってしまう。
悪気はなく、自分は悪くないのを主張したいのですね。

うかつだった~。

でも、すぐに夕飯の支度しないといけなかったから
昨日は仕方ありませんでした。


掃除してもらったのはとてもありがいことなので…

あら、ごめんね、気を付けるわってどうして言えないのかしら。ほんとに不思議な人です。

年末が近づくと悩むこと

みなさんは年賀状どうされてますか?
うちは、少しずつ減らしていってます。


ぶっちゃけ、こちらからは出さない。
送ってくださった方にだけ返信する、
というスタンスです。


毎年くれる方で必ず
「今年こそ会いましようね‼️」
と書いてくる人がいます。
でも、実現したためしがありません。


私は結構そういうメッセージを
真面目に受けとるので
お正月過ぎて落ち着いた頃に
メールしたり、昔は葉書なんか書いて
「いつにしようか?」
なんて連絡してました。


でも、こちらから連絡しますね、
なんて言われて待ってても、あんまり実現しないまま
一年過ぎちゃうこと、あるんですよね。

もう、30年も年賀状だけのやり取り
しかしていない友人もいます。


決まり文句はいつも書いてくる。
でも実現しない。


もうそろそろ出すのやめようかな。
と、いつも思うのに、年賀状がくると
書かないと…💦と思ってしまいます。


これも、書かなくていいように
自分のなかで書き替えかな。

やっつけ仕事で書いても
年賀状がかわいそうだもんね。




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つぶやく自由

「話し上手は聞き上手」という言葉があります。

息子がまだ高校生の時
部活に忙しく、帰りも遅いし
夜更かしはするしで
毎日遅刻ギリギリの登校。


それでも部活や勉強を頑張っている
息子を私は応援していました。

同居している義理両親、特に義母は
そんな孫の生活をはらはらしながら
見守っていたようです。

ある日のこと。

息子が学校から帰ってくるなり
玄関に倒れこみ
「あーーー疲れた!!」
といいました。

そばの台所では私と娘、義母が
お茶を飲んでいました。

息子の様子を見た義母は開口一番
「そんなに疲れるならな、夜はさっさと寝るんだよ!」
と言ったのです。

息子はむっとして
「そんなこと、言われなくてもわかってるよ!!」
と声を荒らげ、カバンをつかんで部屋に行ってしまいました。

娘は義母に
「ばあばは、○○くんじゃないんだからさあ・・・」と言い
私は
「あんまり頭ごなしに言うと、何も話してくれなくなりますよ?」
と言いました。

すると義母は明らかに嫌悪の表情に。

そこへ、部屋に行って少し頭を冷やした息子が
入ってきました。

息子は「ばあばさっきはごめんね。大きな声出して。」
と言ったのに義母は
「ばあばはね、もうあんたたちに何にも言わないほうがいいんだってさ!」
と言うと、台所からいなくなってしまいました。
まあ、キレてしまったのですね。

ああやれやれ。
その日はなんとなく重たい空気のまま
終わりました。

その週末、本当に偶然
義母と二人でお茶を飲む機会がありました。

うちはわりと、いやな雰囲気はひきずらないのですが
先日のことを腹に据えかねていた義母が
「この前はあんなこと言われてすごく気分が悪かったわ。」
と言ってきたので、これはちゃんと話しておかないと、と思いました。

例えば、会社に行くのが嫌だなあ、とか思っても
行かなければならないことを私たちは知っています。

だから「行きたくないなぁ」と言いつつも、
会社に行きますよね。

でも家に帰ってきたら、外であったいろんなことを
吐き出して、着ていた鎧を脱いで、リラックスする。
それが家というものだと私は思います。

こんなことがあってさあ・・・
そう、大変だったね・・・

そんな会話ができるのが家。家族。

お義母さんは、そんな「つぶやく自由」まで
とりあげるのですか?

早く寝ないといけないなんて、
言われなくてもわかってる。
家について気が緩んだから
「あー疲れた!」ってただ言いたかっただけ。

だからそんな時はまず、その気持ちを
受け止めてほしい。
ああ、お疲れ様。頑張ってきたんだねぇ、って!

何か言うたびに、こうしたらいいああしたらいいと
解決策を提案してくれるのは
ありがたいことだけど、共感なしに提案されても、
否定されてるとしか感じません。

せっかく本人のことを思って言ってくれてるのに
その優しい気持ちは空回りしていますよ。
むしろ反感買っているともいえる。
とてももったいないことです。

(現に、義母の前では子供たちは警戒して
あまり話さなくなっていましたから。
話をしてもすぐ否定から入るので
義母は煙たい存在になりつつあったのです。)



ついでに言うと
義母は人の話を最後まで聞かず
自分の話にすり替えるという得意技を
持っています。
その話は、またの機会に・・。


で、私はこの家が「家=ホーム」であるために
子どもたちがつぶやくことにいちいち反応しないで
まずは受け止めて欲しいと言いました。

義母は悪気は全くないので
良くなるように助言することが
なぜ悪いのか?という感じでした。

結局最後までわかってもらえず
じゃあ今後一切孫のことには口出ししません!
と、またご機嫌斜めになる始末。
あーあこれじゃあぜんぜんだめだ。


夕飯の後、両親が別室に移動したので
夫と子供に昼間義母と話したことを
話しました。


今後一切口出ししないと言ってたよ・・・。


すると夫は高笑いして言いました。
「あのばあばが、そんなことできるわけないよ!
明日になってみ?そんなこと忘れてまた何か言ってくるから!」

さすがあなたはあの方の息子。
よくわかっていらっしゃる。


義母は何事もなかったかのように
翌日からまたやいやい言い出しました。

意を決して言った私ったら。(笑)

義母が親戚から「不沈空母」「無敵艦隊」と
言われる理由がよくわかりました。

今日もお読みいただきありがとうございました。






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子育ての思い出

思い付きで、書いています。

私が子育てしていた頃は今ほど
SNSは発達していませんでした。

パソコンが家庭にあるのも珍しく
当時はDOS/V方式で、画面は真っ黒。
カシャカシャとキーを叩いていましたっけ。

田舎で、自然はたくさんあるけれど
近所付き合いが難しい複雑な環境で、
遊ぶお友だちもなかなか作れず
二人の子供を育てていました。


車じゃないとどこへも行けず
遊ばせられる公園を見つけて
出掛けていました。


公園デビュー」なんて言う言葉も
よく言われていた頃てす。


私は幸いそういった公園のママたちの
派閥のようなものに会うことはなく
気まぐれに行く公園で、それなりに楽しく
過ごすことができました。


一緒にスーパーに行って
キッズコーナーで遊ばせながら
おしゃべりしたり、フードコートで
ランチしたりできるお友達もできたし、楽しかった。


友達のママはそのうちに家庭環境が似ている
人達と親密になり、グループをつくって行きました。
旦那さんの帰りが非常に遅く、孤独な育児を
頑張っているママたちでした。


持ち回りで、ひとつの家に集合。
子どもも含めて夕飯を一緒に食べ、
お風呂まで入って帰るというそのグループに
私は入ることができませんでした。


夫の帰りはいつも遅かったけど
同居している両親がいたし
なによりも
そこまで人の家のプライベートに
踏み込むのは嫌だったのです。
踏み込まれるのも、嫌。


そのうちに私は市で募集していた
絵本の読み聞かせサークルに入り
幼稚園の年中さんで入園させるまで
親子でサークルにかよいました。
絵本の読み聞かせだけでなく、
遠足に行ったり季節の行事をしたり
とても楽しかったです。

子育ての悩みを共有できる仲間は
やはり心強く、ありがたいものですね。

私はとても恵まれたなと
思います。


お読みいただきありがとうございます。





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あるカフェにて

今日は娘と買い物に。

途中でお茶でも飲もうかと あるカフェによりました。


そこは、店の入り口から奥にかけて
置いてあるクロワッサンやパンをトレイにとりながら
並んで、奥のレジについたら飲み物や、調理する
スイーツなどを注文し、会計するシステム。


私はトレイにお気に入りのクロワッサンを
ひとつとりました。


娘は生クリームが乗ったスイーツが食べたかったので
レジに着いたとき、店員さんに伝えました。


すると

「その商品は欠品です。」といわれたので
第二希望のものを伝えると、それも欠品。


今から入り口付近まで戻ってクロワッサンを
取りに行くのも、長蛇の列を前に断念。


仕方なくレジ前にあるクッキーをひとつ
取りました。
商品を受け取り席につき、ホット一息。


私の視界に、レジの風景が入ってきました。



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私と同じように、希望のものがなく
「えー?」と言う人が結構いることに気がつきました。


もしも私がここの従業員なら

もっと店の入り口に近いところに
この情報を掲示するだろうな。


欠品の品物は何と何。
お詫びと、今提供できるのはこれとこれ。

もしかしたら台風の影響で、予定の材料が
入ってこなかったのかもしれません。
それはみんな納得できることだし
ちゃんとアナウンスすればいいのにな
と、残念に思いました。


もしそれが入り口に提示されていたなら
クロワッサンをもうひとつ買ったのに。

お店にとっても、不利益な事が
おきているのになーって思いました。


もちろん、お店のやり方があるのかもしれませんので
一概には言えませんけどね…。

ついつい、こういうところを見てしまいます(笑)


今日もお読みいただきありがとうございます。