宇宙人について


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私はずっと前に、あるお話会に参加しました。
確か、宇宙に関するお話会だったと思います。


自分は何者で、何をするために生まれてきたのか?
なんてことをつらつら考えるうちに色々探して、
調べるうちに行き着いたお話会でした。


そこには、男女様々日本全国から集まった人たちが10人ほど
いました。


やがてお話会が始まり、どうしてこのお話会に参加したのか
自己紹介を兼ねて一人ずつお話しすることになりました。


私は順番を待つ間何を話そうかなと考えていましたが
ある女性の自己紹介が始まったときに、不思議なことが
起きました。


その女性は、言いました。


自分は、毎晩寝ている間に意識が体の外に抜け出して
どこかに行っているようなのです。
どこに行っているのかわからないのです。
朝目が覚めても全然思い出せないのですが
いくら寝ても疲れが取れないのです。と。



お話会の主催者の男性は
あなたは寝ている間に戦いに行っているんだね、と言いました。
それはとてもつらい体験です。もし覚えていたら
精神が参ってしまうでしょう。だから忘れてていいのです。と。



男性が言うには宇宙空間で今起きている戦争のようなものがあって
女性はそこに行って戦闘に加わっているのだそうです。
彼女の同志がたくさん死んでいくのを見ているので
とても記憶していられないほどつらい体験なのだと。


私はその話を、ただ聞いていただけのはずでした。
それなのに・・・。


気が付くと、私は滂沱の涙を流していました。
自分でもびっくりすほどの涙で、嗚咽さえもらしていました。
しかも、なぜ涙が出るのか、自分で説明できなかったのです。


私は、頭が真っ白になってしまいました。え?なに?
なんで私はこんなにも泣いているのだろう?


すると、私の様子に気づいた主催者の男性が言いました。


「あなたはきっと彼女と同じ船に乗って戦っているんだね。」と。


私の魂が、彼女の言っていることに共感して
その悲しみに触れ、涙が出るんだ。と。


私はその時、初めて宇宙を意識しました。
その話が、本当かもしれないと思えたのです。
そうでなければこの不思議な涙の説明がつかなかったので。



もちろん私は夜寝ている間に意識が抜け出している
なんてことは考えたこともありませんでしたし、
ましてや宇宙船に乗っているなんて、思いもしませんでした。




でも、この説明しようのない涙がその答えなのかな?
と思ったのです。



ちょうどそのころ、
シャーリー・マクレーンの書いた本「アウト・オン・ア・リム」を
読んでいたこともあり、私の宇宙への関心は一気に膨らんでいきました。


この続きはまた書きますね。

お読みいただきありがとうございました。